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【地場企業特集】阿蘇で生まれた家庭料理「元祖たかなめし」をアットホームな雰囲気の店とスタッフで提供する老舗のお食事処。

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【企業FILE 15.合名会社 あそ路 】

◆会社について

合名会社 あそ路
【設立】昭和43年
【代表者】代表社員 井芹和徳
【事業内容】お食事処 元祖たかなめし「あそ路」の経営
【所在地】熊本県阿蘇市的石1476-1
【従業員数】23名(役員3名、正社員5名、パート15名)

「あそ路」は、創業50年以上の歴史をもつ、阿蘇を代表するお食事処です。熊本県の国道57号線沿いにある「元祖たかなめし」の赤い看板が目印。平日・休日問わず、多くの人が老舗の味を求めて訪れる「あそ路」は、それまで各家庭で親しまれていた阿蘇名物“高菜めし”をレストランで初めてお客さんに提供したお店です。
人気の“高菜めし”は、刻んだ阿蘇高菜漬けの茎部分とタケノコを炒め、熱々のご飯に混ぜたもので、同店では自家製の古漬けを使用。独特のコクと深みがあるのが特徴で、創業当時と変わらぬ素朴な味を楽しむことができます。そのほか、味噌ベースのだご汁や、ホルモンの煮込み、おでんなども美味しいと評判です。

今に受け継がれる老舗の味のルーツ、お客様に提供する料理とサービスへの想い、お店の雰囲気や働くスタッフの方々について、現在お店を切り盛りする店長の井芹正吾さんにお話を聞きました。

(お話を聞いた方:店長 井芹 正吾さん)


 

Q.「元祖たかなめし」そのルーツを教えてください。

「たかなめし」は、阿蘇の家庭料理であり、おふくろの味。私たちが50年以上前の創業当時から提供しているメニューです。私の曾祖母にあたるサキばあちゃんが、お米がまだ貴重だった当時、12人の子どもたちに少しでも満腹になってもらおうと、家庭でよく作っていた「高菜のまぜごはん」がルーツです。サキばあちゃんが作っていたレシピを元に、阿蘇名物“高菜めし”をレストランで初めて提供したのが「あそ路」としての事業の始まりです。

味付けも作り方も当時のやり方を今に受け継ぎ、忠実に守り続けています。高菜は阿蘇に春の訪れを告げる野菜です。収穫や仕込みは手間がかかるし大変ですが、漬け方や味付けを変えずに守るのは、阿蘇の食文化を守ることでもありますから、これからも大切に守り続けていきたいと思っています。

素材となる高菜も自社で栽培しています。九州で高菜栽培を行っている地域は多いですが、阿蘇で栽培される高菜は日本在来種。毎年10月末頃に種をまき、3月頃に収穫されます。厳しい冬の寒さの中でうま味を閉じ込めた阿蘇の高菜は茎が細く、収穫のタイミングの見極めが難しいため、すべて手摘み。阿蘇ではこの作業を高菜折りと呼ぶんですよ。

一年分をその時期だけで収穫するため、親戚総出で作業を行います。漬け物樽への仕込みも重労働。その量は110樽、13トンにもなります。さすがにここまでの量ではありませんが、一般家庭でも高菜を漬ける伝統は残っており、春にホームセンターの店頭に漬け物樽が山積みされるのは、熊本・阿蘇ではよくみられる光景です。漬け物樽に漬け込んだ高菜の古漬けができあがるまでにかかる期間は約半年。種まきから1年という期間をかけて、秋頃からお客様へ提供されることになります。

 

Q.お店の雰囲気や働くスタッフの方々について教えてください。

私たちの店「あそ路」は現在、役員3名、正社員5名、パート15名で店舗運営を行っています。一番勤続年数が長い方は40年以上お勤めいただいています。本当にありがたく思っています。私が幼い頃から働かれている方も多く、ベテランのスタッフさんの中には「店長のことは子どもの頃から知ってて、昔は『せいごちゃん』と呼んでたけど、今は店長だから呼び方に困るのよねぇ~」と話す方も(笑)。

日々のサービス提供で大切にしているのは「自分の大切な方が来店されたと思って接客をする」こと。お客様と思うのではなく家族や恩師など、自分の大切な人が来店してくれた時と同じように接客することを心掛けています。思わず実家に帰った時のような安心感と家庭的でホッできる雰囲気の中で、たかなめしをはじめとする自慢の味と多彩なメニューでおもてなしすることを常に心がけています。

忙しい1日の仕事を終えたお店の閉店後、締め作業をする店内にはいつも楽しいオシャベリと笑い声が響いています。働くスタッフにとっても、「あそ路」はお互いに心を許せるもう1つの家族のような存在であり、場所なんですね。このアットホームな雰囲気の中で育み、築くスタッフ一人ひとりとのつながりや関係性も、これからもずっと大事にしていきたい当社の風土です。

 

Q.長くお勤めされるスタッフさんが多いとのことですが、仕事場として選ばれる理由は何でしょう?

毎日大勢の方々がご来店されるためお仕事は忙しく、雇用条件も正直他社の方がいい…それでも従業員の皆さんが辞めずに長く働いてくれる理由はやはり、仕事場としての居心地の良さだと思います。中には熊本市北区や大津から通う人もいるんですよ。私自身、一緒に働くスタッフ一人ひとりとのご縁を大切にしています。
また、当社ではご高齢のスタッフも多いので、仕事とプライベートをしっかり両立してもらえるように配慮。シフト作りは、あえて1週間ごとに行って、出来る限り従業員の方の予定を第一優先にしてもらえるように心がけています。

 

Q.最後に、求人メッセージをお願いします。

コロナ禍もようやく落ち着き、ありがたいことに現在は県内外、さらには海外から、多くのお客様がいらっしゃいます。今の時代においても、あえて手作業で人の温かさを込めたお料理をご提供することを大切にしながらも、近年はお客様にもっと熊本・阿蘇の味を知っていただくために、新メニューとして「あか牛の陶板焼き」も提供。たかなめしを中心にしながらもメニューの幅を広げるチャレンジにも取り組んでいます。
お客様から「変わらない味で美味しかったよ」とお声がけ頂くことが、この仕事の何よりのやりがいです。実家に帰ったときのような、どこかホッとする雰囲気の当店で一緒に働きませんか?

 

 


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※お申し込み時に「合名会社あそ路に興味がある」と記入いただけますと幸いです。

以上、くまもと就職氷河期世代活躍支援ポータルサイト(通称くまポ)事務局スタッフでした♪