特集記事

【地場企業特集】あの人気店は、わさもん達のアイデアから生まれた!

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そんな方のために、熊本県内の企業の魅力を紹介する特集記事を連載します!


【企業FILE 13. 株式会社 大進】

◆会社について

株式会社大進

設⽴:1956年12月

代表取締役:甲斐 美由紀

本社:熊本市東区健軍

従業員数:社員30名、アルバイトパート212名

 

人気ドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」やギフト専門店「シャディサラダ館」のフランチャイズ店を県内で展開する株式会社大進。

近年はオリジナルブランドのパン店「ベーカリー スキダマリンク」の塩パンが評判を呼び、連日多くのお客様でにぎわっています。

同社の社風や仕事のやりがいについてお聞きしました。


<お話を聞いた方:統括本部長 陣内充さん(46) 写真右>

 

 

大進について教えてください

ミスタードーナツ7店舗(熊本市3店舗、八代市・宇城市・嘉島町・菊陽町に各1店舗)、サラダ館2店舗(合志市、益城町)、スキダマリンク2店舗(熊本市と合志市)の計11店舗を経営しています。

創業は1956年。先代社長が健軍町電停そばの本社付近で、スーパーマーケットを開いたのがきっかけです。

うちの会社では「やってみたいことはまず挑戦してみよう」だとか「やってみて失敗して学んで、またやってみればいい」といった会話がよく飛び交っています。

その社風はどうも昔からのようでして。本社の改修工事をした時に大掃除もしたら、色々な業界の資料がわんさか出てきまして。

好奇心旺盛な人たちが会社を作ってきたんだなと社員一同笑いました。

 

挑戦することを恐れない社風なんですね

そうかもしれません!

ありがたいことに最近ご好評いただいているスキダマリンクも、今思えばうちの会社らしい事業スタートです。

2009年の春ごろ、「パン屋開きたいね」と、ある社員がふとつぶやいたんです。

その頃はミスタードーナツとサラダ館の事業が当社のメイン。

これまでの2事業でのノウハウを生かしつつ、オリジナルブランドが立ち上げられたら面白いだろうな、と話している時でした。

「パン屋、いいね。やってみよう」と盛り上がりました。

 

ポンポンと決まっていく事業計画。

「事業立ち上げの責任者、誰がやるの?」という話題になり、僕が任命されました。

当時の僕はミスタードーナツ下通店の店主。

当時の下通は商店街のアーケードと舗道の大規模改装中で、お店のお客さんは少なくて…。

「陣内くん、お願いしてもいい?暇でしょ?(笑)」という社長の一声で、いつの間にかに事業責任者になっていました(笑)

「暇じゃないけど!」と言い返しましたが、35歳の僕に大事な新規事業を任せてくれることが嬉しかったです。

 

そこからは大忙しでした。

三重県の人気パン店に2か月研修に行き、熊本に戻ってから1か月でオープニングスタッフの採用や新人教育を日々していました。

あの雑談から1年経たないうちにスキダマリンク1号店が開業。

やると決めたらとことん突き進むスピード感が、うちの会社の良いところかもしれません。

 

 

陣内さんご自身も就職氷河期世代ですよね

県立大を1999年に卒業しました。まさに就職氷河期真っ只中です。

学生時代を振り返ると、自分で言うのも変な話ですが、真面目な学生では全くなくて(笑)。

麻雀に熱意を燃やし、愛車はシャコタンでした!

ちょっとヤンチャな学生でしたが、経営戦略論の授業だけは面白くて。

マーケティングや顧客満足度の話は特に今でも覚えています。

 

ちょうどその頃、ファーストフード店のアルバイトをしていて、自分だったらどう仕入れをするのか等を妄想していました。

すると飲食業に興味が湧いてきて。

バイト先の店長に相談したところ、当社を勧めてくれました。

「俺が知る限り、熊本の飲食業で一番アットホームだと思う。陣内くんに合うはず!」と太鼓判を押されたんです。

当時はその言葉の意味が今一つわかりませんでしたが、今なら分かります。

 

僕、一応「統括本部長」という肩書で、会社では結構責任ある立場です。

でも先日、某店の10歳くらい年下の社員に「陣内さん、真面目に仕事してください!」としっかり怒られました。

好きなバンドの話で、僕が学生バイトさんとあまりにも盛り上がって話していたから。

咄嗟に「す、すみませんでした…」と謝りました(笑)

アットホームじゃなかったら、上司にメンバーが注意できないですよね。

ま、夢中で雑談をしていた僕がそもそも悪いんですけど。

 

風通しが良い社風な様子がエピソードから伝わってきます

日々働く上で、社歴とか肩書とか、そういったことをあまり感じませんね。

色んな経歴のメンバーがいますから、仕事の話も趣味の話も、わいわい盛り上がってよく話しています。

一度退社したけれど、また再入社するメンバーもこれまで何人もいますし、居心地は良い気がします。

社長を筆頭に、情に厚いヤツらが多いといえるかもしれません。

 

とあるメンバーが少し前に体を壊して入院しました。

「会社として、もっと踏み込んだサポートできないか」なんて会話が自然にでてきたんです。

結果、従業員がもれなく加入する保険の内容を最近充実させることに。

会社の福利厚生として、入院や通院にかかる費用の大半を補償できるようにしました。

 

大進にはどんな人が向いていると思いますか?

「自分自身で何かやってみたい!」と思う人が活躍しやすいと思います。

3事業それぞれ狙いが異なりますから、想いがある方であれば必ずどこかで活躍できるはずです!

 

スキダマリンク事業は、職人気質の方が合っているかもしれません。

オリジナルブランドですから、新商品の開発や販路拡大など、自由にアイデアを生かせます。

自分が考案したパンが売れていく様子をみると、感慨深いものがあります。

 

ミスタードーナツ事業であれば、店舗の客層に合わせてどんな商品を積極的に打ち出していくか、自分なりの戦略論を生かせます。

ショッピングセンター内の店舗と、幹線道路沿いの店舗だと、売上構成がまるで違います。

面白いですよ~!

 

学生さんや主婦さん等、幅広い年齢層が働いているので、人材育成も腕の見せ所ですね。

サラダ館はギフト品を主に取り扱っているので、お客様が誰かのために一生懸命考えるお買い物のお手伝いができます。

自身の発注した商品やお勧めするポップで、間接的に誰かに喜んでもらえていると思うと、心がほっこりします。

 

 

最後に一言お願いします

熊本県の各地で事業展開をしています。

「新事業を立ち上げてみたい」「新商品を考えたい」「新販路をつくりたい」等、新しいことが大好きな「わさもん」が活躍できる場が当社にはきっとありますよ!

 


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※お申し込み時に「株式会社大進に興味がある」と記入いただけますと幸いです。

以上、くまもと就職氷河期世代活躍支援ポータルサイト(通称くまポ)事務局スタッフでした!