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【地場企業特集】“マジメとオモシロ“の超融合。新しい熊本名物と言えば?熊本タクシー(株)でしょう!

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そんな方のために、熊本県内の企業の魅力を紹介する特集記事を連載します!


【企業FILE 10. 熊本タクシー株式会社】

◆会社について

社名:熊本タクシー株式会社
所在地:熊本県熊本市中央区中央街4-28 クマタクビル

設立:昭和26年1月16日(創業:大正12年)

事業所:田迎営業所・北部営業所

 

地元、熊本県の人々を安全・快適に運ぶ「足」として、地元の人々に愛され続けてきた熊本タクシー株式会社。2023年には、創業100周年を迎える伝統ある会社です。しかし、古き良きというイメージはなく、各種SNSの活用や車内への最新技術の導入などをいち早く行い、そのユニークさで県外からの知名度をぐんぐん伸ばしているのだとか。

今回の特集記事では、そんなマジメさとオモシロさを兼ね備えた熊本タクシーで、タクシー運転手としてはたらく人々に、フォーカスしました。

 


< お話を聞いたひと >

Webマーケティング担当 Iさん(30代男性) ※写真左(右は倉岡社長)

 

■入社のきっかけを教えてください。

タクシー運転手として、20代前半で入社しました。もう10年近くになるんですね。

元々僕は、お年寄りの方と話すのが好き、趣味はドライブ、というタクシー業界にはうってつけの人材。この二つが両方叶う仕事と、考えた時に真っ先に思い浮かんだのが熊本タクシーでした。当時は20代の若手運転手は珍しく、お客さまからよく声をかけられたものです。

業界には60歳以上でもバリバリ現役の大先輩が多くいて、新人時代は会社の後輩というより息子、人によっては孫のように(笑)可愛がってもらいました。業務を終えて営業所に戻ると必ずと言っていいほど「今日どうだった?困ったことない?」と声をかけてくれるんですよ。

■どんな方が活躍されていますか?

若手からベテランまで、さまざまなバックグラウンドを持った人が活躍しています。

熊タクの車両は高級車や新車が多いこともあり、車好きな人にとっては魅力的に映るようですね。また、ゆくゆくは大型バスや救急車の運転手へステップアップできることも、運転好きにはたまらないですよね。

働きながら2種免許の取得を目指せますし、接客や運転研修などの研修も整っていますので、未経験の方でも一から始めることができますよ。

ちなみに、うちの会社に「昔ながらのタクシーの運ちゃん」はいません!この仕事は、運転するだけではなく接客業ですからね。

 

 

◆この仕事のやりがいは?

この仕事の良さは、お客さまとの一期一会の出会い。色々な方とお話できるのが楽しかったですね。時に、かかりつけの病院まで送迎した高齢のお客さまから「元気がいいあんたと話したけん、元気もらったばい」と嬉しい言葉をかけてもらったことも。こちらも、お客さまから元気をもらっているんですけどね。

会社としても掲げていますが、タクシー運転手として誰かの「足」となれること、と語る社員も多いですね。

ご自宅まで伺い、目的地まで送り届ける。安全であることはもちろん、時間帯や天候に応じて最適なルートを通る。お話がお好きなお客様には道中は退屈させないためのトークは必須。逆に、お忙しそうだったりお疲れ気味だったりするお客様には、ごゆっくりくつろいでいただけるようそっとしておく。タクシー運転手って、とても奥が深い仕事なんです。

 

◆SNSの活用をはじめたのは、なぜ?

入社して5年経った頃、営業に異動になりました。

タクシーを利用したい人が熊タクを使いやすくなるように、病院や飲食店、スーパーマーケットに飛び込み訪問して、ポケットティッシュやカードを置かせていただいていました。

足で稼ぐのも営業としては大事なのですが、何より「優しくて親切で、何より安全運転を守るうちの乗務員さんのことをもっと知ってもらう方法はないかな」と。悩んだ先に考えついたのが、Twitterでした。まだSNSでの企業広報が主流ではなかった時代。本屋に駆け込み、SNS運用の関連図書を読み漁り、いわゆる“バズり”について研究しました。

その後すぐに、専務(現社長)に直談判。

「Twitter始めてもいいですか?」「別にいいんじゃない?」と即答をもらい、運用を始めました。若手ながらも、新しいことにチャレンジさせてくれるこの社風が、僕は大好きです。

◆どんなことを発信しているのですか?

話題と言えば、僕の趣味のアニメとゲーム、実家で飼っている猫のことばかり。時々大喜利もやってます。企業アカウントなのに、ほぼ業務のことは呟いていません。お遊びに見えるかもしれませんが、すべては「地方のタクシー会社が、変なことしているぞ」と話題になるため。私には勝算がありました。だから、上司も同僚も一緒に面白がってくれて。唯一怒られたのは、社外秘の情報を呟いたときくらい…。

開設から1ヶ月でフォロワー1600人。10年ほど経った今は、3.1万人います。毎日たくさんリプライももらいますよ。「Twitterで知って利用したら、とても丁寧な運転手さんだったよ」と、地元の焼き鳥店の店主さん。中には、「熊タクに乗るために観光にきました!運転手さんが優しくて、楽しい旅になりました。」と言ってくださる県外の方も。自慢の乗務員の魅力を伝えられて嬉しいです。

 

◆これからも新しいことを仕掛けていく?

タクシー運転手として入社した新人の頃は、これほどチャレンジを応援してくれる会社とは知りませんでした。今や、Twitter以外にもツイキャスやZoomを活用したバーチャルタクシーなど、業界の最先端をいく会社として、さまざまな取り組みをおこなっています。熊本県で初めて電子決済対応のタブレットを導入したのも、うちだそう。設備投資には積極的です。

それも、社長や先輩方が面白がって後押ししてくれるから。現場の発想が、熊タクをもっともっと盛り上げてくれると信じて任せてくれる。そんな信頼に、これからも応えていきたいですね!

 


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※お申し込み時に「熊本タクシー株式会社に興味がある」と記入いただけますと幸いです。

以上、くまもと就職氷河期世代活躍支援ポータルサイト(通称くまポ)事務局スタッフでした♪